日本皇民党 誠嵐會・中釜信行同志の第十一回目公判が大阪地方裁判所でおこなわれるこの日、社主・河原は、防共新聞社・福田邦弘主幹、正心塾・五十嵐博臣塾長の3人で大阪へ行き、傍聴した。
去る4月17日、中釜同志、長谷川同志、木川同志の義挙に連帯を確認し、誓うための「憂国の義挙と連帯する民族派青年集会」をおこなったことは既に報告した。多数の実行委員が参画するなか、代表団であった3人が、同実行委員をはじめ、4・17集会参加者を代表し地裁へ傍聴しにゆくことに選ばれたのだった。
法廷での中釜同志は毅然としたものであった。中共政府の傀儡と成り果てた検事の、同胞いじめの如き過重なる求刑にも一切動じず、それは堂々たる姿勢であった。無論、正義は中釜同志にあるのである。同志の選任した南出喜久治弁護士も無罪を主張している。同志には祖国防衛権が行使されて然りなのである。
横暴極まりない支那人は、厚顔無恥にも我が国に侵入し、あろうことか靖国神社の狛犬に「しね」と落書きし、そして尖閣諸島に不法上陸し灯台や神社を破壊するという暴挙に及んだ。中釜同志でなくとも同じ日本人であるならば、こうした支那人の暴挙を看過黙認出来まい。中共領事館に肉体言語を以って、抗議の義挙をおこなった中釜同志は、われわれ日本国民一億三千万同胞の声であり、そして怒りであるのだ。
この日、大阪地裁に駆けつけた右翼・民族派陣営はゆうに100名を超えた。傍聴整理券が発行され、入廷出来ない人もあった。右翼だけに限らず、多くの良識派がこの裁判の行方を注視しているであろう。検事も判事も、我が日本があってこその使命と職務であることを充分再認識し、その日本の危機救済に起ち上がった中釜同志の至誠至純なる志と義を考慮しなければならないであろう。司法界の売国路線は、必ずや天の逆鱗に触れることを知るべきである。
その後、われわれ3人は、日本民族行動会議・細田政一議長の案内で中共領事館へ直行した。中釜同志のイカリが炸裂した現場である。そして、もう一つ、われわれの脳裏に刻み込まねばならない義挙も発生した現場である。それ、とは、平成17年4月30日、元・新日本志誠会会員である島袋拓也烈士が、止みがたき憂国の熱情を抱き全身にガソリンをかぶり焼身抗議をおこなった場所である。島袋烈士は病院に搬送されたが処置間に合わず、この世を去った。享年30歳。
われわれは義人・島袋拓也烈士に黙祷を捧げた。
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