第六回草莽崛起の集い

 

 この日の勉強会は、埼玉県にある霞志書宝の野田和昭代表を講師としてお招きした。題して「わたしの右翼論」である。

 野田代表は、学生の時分より勤皇愛国の情熱を抱き、大東塾にて学ぶ。

 霞志書宝とは、知る人ぞ知る、多くの右翼団体・運動関連の書物を有し、販売してくれるところである。その冊数たるや国内髄一であり、また今では入手困難な本・冊子・団体機関紙(誌)も多く、まさに霞志書宝は民族派にとっての宝庫である。その代表である野田先生に、右翼運動の足跡、また野田先生の運動史における体験談、持論を語っていただいた。

 現在のわれわれがおこなう民族運動とは、われわれが独立して確立したものではない。われわれが産声をあげたそれ以前から脈々と受け継がれてきたものであり、いわば“志と義”、一括りで云えば“魂”の継承にあるのだ。道の先達が血と、汗と、涙で創り上げてきたものを受け継いでいるのである。われわれはそれを自ら志願しているはずである。そして、それらをまた自ずから継承せんとする若人が現れるに違いない。無論、これは“団体の歴史”や“団体の方針”などというセクト史観などでなく、右翼・浪人道として、である。よってわれわれは常にその時間軸の中継地点に位置する自覚を有すべきであり、であるならば、先人の刻み込んだ足跡を正しく学んでゆかねばならないと考える。

 その意味からも野田先生を今回お迎えした意義は多い。会場を訪れた多くの同志同憂も終始真剣な眼差しで、野田和昭代表を見つめ、そして「わたしの右翼論」に耳を傾けていた。


「わたしの右翼論」会場風景


野田先生が熱弁をふるう


多くの同志が参集した







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