● 小泉純一郎内閣総理大臣宛勧告文手交
さて、竹島を巡っての日韓紛争(「紛争」と呼べるほど日本政府が毅然としているか甚だ疑問だが)、その火種は韓国政府にあることは云うに及ばない。が、真にその元凶たるもの、実は日本政府の側にあるのだ。そうであろう、韓国は歴史上、あまりにも長い間中共の圧政下にあったのだ。韓国が中共政府に謝罪を迫った場面がかつてあっただろうか。歴史教育に口を挟み教科書の改変を強要したことがあっただろうか。 「戦争」とは「外交」形態のひとつである。よって「外交」手段には「戦争」も含まれている。常に強者は勝利し、弱者は敗北するのである。韓国が中共に虐げられた歴史を有しながらも黙して今なおこれに従うのは、中共を大国視しているからに他ならない。逆に彼らが軽視する日本は、格好のスケープゴートとされてしまうのだ。国際社会ではカネを、技術を持っているだけでは悲しいかな重視されない。武力を有しているから、これもまた正確ではない。それらを兼ね揃え、且つ又確固とした民族の自決権を有していなければならない。一国の総理が「靖国神社公式参拝」を公言していながら、他国より干渉受けるやいなや動揺し、自国の歴史教科書にクレームが入れば聖徳太子を削除し安重根(我が国初代首相・伊藤博文を射殺したテロリスト。韓国では義士と称えられている)大々的にを掲載してみせたりすれば、一体何処に民族の自決権があると云うのか。軽視されて然りであろう。 つまりは「一切のものは原因があって起因する」という因果律から考えると、我が国政府の常なる弱腰・土下座・敗北・平和(カネで買える平和)主義の帰結が、こうした内政干渉を招いているのである。平たく云えば「内政干渉を誘発している」のだ。 さらに、あえてここで苦言すれば、更なる元凶はわれわれ国民にあった。かような無能政府要人を「選良」としてしまっているわれわれ国民が起因する最初にあたる。見てみよ、永田町に群がる政治の志を放ってしまった無能極まる輩らを!戦後最大の不景気もまるで関心示さず、オノレはただ、自身の既得権益、地位、名声、財産に固執し、廉恥や羞恥をも忘れひたすら離合集散を繰り返すそのザマを!交通事故死者数を上回る自殺者数であるにも関わらず、一体誰がその失政の責任を取ったのか!?こんな彼らを代表として選良したのは他でもない、われわれ一般国民である。誰しも間違いはある、騙され一票を投じることだってあろう、しかし、間違いであったと気付きながらそれを黙認することはならない。誤りも重ねるならば、取り返しの付かないこともあるのだ。 われわれは小泉純一郎を筆頭とした現内閣に対し、竹島問題を始めとした敗北外交に義憤を覚え、黙するをやめ抗議を決意。社主である河原は国民としての誤りを穢れとし禊祓いの意を込め、さらに断指をおこなった。勧告文末尾の名前記載に自身のしたたる血で手を染め血判状とした。ソウル市議が指を切ろうとのパフォーマンスに周章狼狽したわが政府は、自国民が指を切断したことにどう考えるか?どちらの行動に意を汲むのであろうか? 内閣府に参上すると、二人の事務官がわれわれを対応した。 先ずは持参した勧告文を社主・河原が読み上げる。彼ら二人はそれを静聴し、読後、勧告文を受け取った。われわれは参上の目的である、政府の弱腰体制について糺すべく質問と抗議をおこなった。彼らの返答はあくまでも「政府見解はご遠慮ください」とし、個人的見解に留まった。が、そのような馬鹿げた私見を聞きに、内閣府まで参上したのではない。河原は、さらにホルマリン漬けの切り離された指を提出し、「われわれを対応する貴方が、責任以ってこの指を小泉総理に渡して欲しい」と話した。三流漫画の一コマのようだが、彼らは「断指した」を「断酒した」と聞き間違えたらしい、提出したホルマリンと指の入る薬ビンをワンカップ酒と間違え「わかりました」と了承した。が、彼らが手にするか否かの処で顔色が急変、それを付き返してきた。「このことは必ず総理にお伝えいたします」と云われ、われわれとの相対する時間は終了を余儀なくされた。 国民は穢れ祓いをおこなった。次は小泉内閣が穢れ祓いをおこなう番である。国民をリードするべき政府が、穢れを良とするならば、すぐさま日本は動脈硬化をおこすに違いないであろう。いや、すでに起こしている。そして、滅ぶの兆候が見られるでないか。 政治家は猛省せよ。政府は粛清せよ。いつも犠牲は国民であり、そして英霊であり、またこれから生まれ出ずる民である。天の怒りを見よ!地の声を訊けよ! 勧告文 同血社 内閣総理大臣
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